デンマーク情報 >> デンマークの四季・くらし
■復活祭

毎年3月下旬から4月の中旬にかけて復活祭(ポースケ)が行われます。 デンマーク人が宗教的であるなしにかかわらず、 クリスマス(ユール)の次に盛大に祝われる行事だといわれています。

シンボル : 黄水仙・卵・猫柳の枝をかざる。
ごちそう : 色付の朝食の卵に始まり、ニシンの酢漬けやラムステーキなどの オンパレード。
それに加えて、ビールやスナップス(焼酎)での「スコール!(乾杯!)」と なります。


■春の光景

シンボルでもあるブナの木が透き通るような薄緑の葉を開く5月になると、 ライラックの花やチューリップの季節になります。
ハリネズミが冬眠から目覚め、庭先や野原にかわいい姿で昆虫を求めて 歩き回る光景が見られるそうです。


■解放記念日

5月5日は5年間にわたるドイツの占領からの 解放記念日(1945年)。
ドイツ軍降伏のニュースがロンドンより送られた 4日の夕方には、レジスタンス運動に命を捧げた人々への感謝をこめて 全土の市町村で一斉にろうそくの灯がともされます。
この習慣は50年を経た今でも続いています。


■夏至祭

白夜も夏至祭のころには最高の長さとなり、夜は海辺や湖のほとり、 街の広場で大きなボンファイアーが焚かれ、人びとはデンマークの 美しい夏の歌を歌ったり、ダンスに興じたり、子供たちは 残り火でソーセージやマシュマロを焼いて楽しむようです。
白夜は11時頃までつづき、再び午前2時からブラックバードのさえずり とともに薄明るくなっていきます。


■夏の過ごし方

夏のバカンス(年に5週間の有給休暇のうち平均2〜3週間は夏に消費される) は海辺の別荘や海外旅行で過ごします。
平均7割くらいの国民が毎年国内や海外旅行に行っているといわれます。

一般に用いられている別荘・サマーハウスのほかに、小さな庭つきの コロニーガーデンがあります。
19世紀の終わりに、増え続ける コペンハーゲンの住民に対する住居対策、鉄道関係や工場の労務者に対する よりよい憩いの場を提供するためにとられた政策で、近郊に50〜100 平方メートルの土地を安く提供し、人びとはここに思い思いの形で 小屋風の建物をつくり、野菜や花づくりを楽しむようになったそうです。
街のアパートの住人にとっては最高の夏の住居となり、現在でも 約5万戸のコロニーガーデンハウスが散在します。
ふつうのサマーハウスに比べて格安というのも、人気の秘密かもしれません。