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■気候・風土
「この天気が嫌なら5分待て」というような格言のように、アイスランドの気候は
いろんな顔を見せてくれる。
南部・西部の海岸あたりで時計回りに流れる湾岸気流と、
北部・東部あたりで流れる東部グリーンランドの気流という2つの異なる流れが
アイスランドの気候を左右している。
また、北極から漂流してくる氷が、冬の終わりから春先にかけて時々、北・東部海岸を
ブロックしてしまうのも気候にかなりの影響を与える。
これが気温の低下と降雨を減少させる原因だという。年間の平均気温の変動もかなり激しい。
夏期の2〜3ヶ月間はずっと太陽が昇ったまま。春先から晩秋にかけて長い
白夜を楽しむことができる。
11月半ばから1月末あたりは“真っ暗な”時期になり、
太陽が顔を出しているのは1日に3〜4時間ほど。
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■産業
〜水産業〜
アイスランドの輸出の70%以上が魚と魚加工品であり、国にとって最も重要な産業と
なっている。 暖かい湾岸気流と北極からくる冷たい流れがぶつかるといった
アイスランドの海は、さまざまな種類の海の生き物にとって絶好の環境が整っているため、
漁業にはうってつけの場所。
国の天然資源のメインとなる漁業には、保護や捕獲に関しては
厳しく定められている。
タラやハドック、ニシンなどが主な種類。
〜農業〜
農業用地は、保存食用の大麦やサイロに貯蔵する飼料を育てるのに利用される。
アイスランド式の農業では、これらの保存食をつくるのに羊や牛たちに手伝ってもらう。
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■国内事情
第二次世界大戦以降、北欧諸国の中でもアイスランドは高水準な生活レベルを築き上げてきた。
1901年〜1960年の間は、国内経済も劇的な変化を遂げ、迅速な都市化と工業化を進め、
生計経済から交換経済へと変換していった。
今日、世界でも生活水準が高く、一人あたりの収入はアメリカ合衆国と引けをとらない。
アイスランドの住居の品質は非常に高いとされているが、郊外の道路環境は近隣諸国と
比較してあまり整っていない。広い国面積と少ない人口というのが、主な理由とされる。
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■レジャー
アイスランドならではのレジャーといえば、白夜でプレイするゴルフや
大吹雪の中、温泉で泳ぐスイミングなどが最も有名。 めったに味わうことのできない、型破りな
スポーツアトラクションが旅行客にとっても必須アイテムとなりつつある。
一番人気はやはりスイミング。地熱を利用した温かい泉にたくさん恵まれたアイスランドでは、
年中、たとえ大吹雪でも、オープンエアのプールで入浴を楽しむことができる。
また、小ぶりだが耐寒性のある丈夫なアイスランド生まれの馬に乗ってのトレッキングも
人気アトラクションのひとつ。自然の中をのんびり散歩するにはもってこいの手段。
もちろんサケやマス釣りも見逃せない。
夏至の夜にはアイスランド北部に位置するアークレイリで恒例のアークティック・
オープン・ゴルフ・トーナメントが開催される。このイベントには真夜中の太陽のもと
でプレイしてみたいと、世界中からゴルフプレーヤーが集まってくる。
そのほか氷河でのスノーモービリング、氷のように冷たい川での
リバー・ラフティングなども人気スポーツとなっている。
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■特徴〜氷と火の国〜
氷河と火山が隣り合わせで共存する国、アイスランド。
氷河は国の地表の約11%にわたり、約30%が溶岩で覆われている。
平均的に火山の噴火は5年ごとに起こるといわれているが、幸運なことに
人々が住んでいる場所ではめったにない。
ヴァトナヨークトル氷河(Vatnajokull glacier)は8400平方キロメートルにわたる、
ヨーロッパでは最も巨大な氷河である。 ヨーロッパ全土のすべての氷河を合わせても、
ヴァトナヨークトルのほうが大きいという。
1996年と1998年は、ヴァトナヨークトル氷河の下で火山爆発が起きたために
新たな山が形成されたりして地形が変わっていった。 そのとき、氷の溶けた水が大量に発生、
洪水が起きてしまったが、被害があったのは人の住んでいないアイスランド南部の海岸地域であった。
氷と火という、まったく対照的な力を併せ持つ国。「表に氷、内に火あり」というのは、
まるでアイスランド人の性格的な特色を表しているようだ(!)と言う人もいる。
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