スウェーデン情報 >> スウェーデンの四季・くらし
■行事
北欧諸国共通の行事といえば、復活祭、夏至祭、クリスマスなどですが、 とくにスウェーデンらしいといった行事は12月13日、 クリスマスにさきがけての「ルシア祭」と、 4月30日の聖ワルプルギスの夜祭があります。

この日は焚火とコーラスの輪が広がり、大学入学資格試験に合格した 若者たちが白いキャップをかぶって風船を手に街にあふれ出します。


■祭日
スウェーデンにはナショナル・デーがありませんでしたが、1983年より 6月6日を国の祭日としました。「国旗の日」と名づけられたこの日は、 1523年にグスタブ・バーサがデンマークからの 独立に成功して国王になった日であり、1809年に憲法が 制定された日でもあるのです。

休日ではないけれど、この日はストックホルムのスカンセン野外博物館 (とくに伝統的な建造物をスウェーデン各地から移転している 世界初の野外博物館)で、国王による各種団体への国旗の 授与やパレードが行われるのが習慣となりました。スカンセンは 市民にとってのオアシスなのだそうです。


■夏至祭
6月24日前後の夏至祭はにぎやかに祝われます。

「マイストング」と呼ばれる、さまざまな形をした緑の枝葉や 花を巻き付けた環がいたるところに飾られ、民族衣装の男女が アコーデオンやバイオリンの伴奏で歌って踊るといった習慣があります。 ダーラナ地方発のこの習慣は今や全国に広まり、 スカンセンはこの日とくににぎやかになります。

まさに老若男女が一体になってのお祭り騒ぎで、老人ホームの人々も 野外に案内され、「ナショナル・ドリンク」のコーヒーとケーキの 接待を受けるそうです。


■ザリガニ解禁!
夏も終わりに近い満月のころ、サリガニ・パーティーが開かれます。

この日が近づいてくると、パーティーを意識させるような ザリガニの絵模様のナプキンや皿、面白い形をした紙の帽子などが 店頭に並ぶのが目につきます。ハーブ草、ディルで赤く ゆであげられ、大皿に盛られたザリガニを手で殻を破りながら スナップスやビールと共に豪快にたいらげてゆく…まさに晩夏の風物詩! どういう経緯なのかというと、約100年前、初秋にほんの2ヶ月 ほど解禁になったザリガニを食すという習慣に由来します。


■その他地方行事
地方行事としては、北方ボスニア湾オンゲシュマンランドでの 北海ニシン塩漬けと、新じゃがいもやトゥンブレードといった クラッカー状のパンにビール、スナップスで祝う行事などがあります。

また、南部スコーネ地方では12種類もの方法で調理したウナギを 食べる祭があり、生きたウナギをたるの中から一番多く掴み取った ものが「ウナギ王」となる行事があるそうです。


■スウェーデン人の暮らしぶり
夏はサマーハウスで、カヤック、カヌー、釣りやハイキングで過ごすそうです。 近代的な都市生活や豊かな森林や湖、田園、そして3000もの古代遺跡を 守りながら、新しい文化と古い伝統を見事に 調和させている国民だといわれています。