|
スウェーデンを代表する人気インダストリアルデザイナーの一人、Stig Lindberg(スティグ・リンドベリ[1916-1982])の作品展「©Stig Lindberg」が、ヘルシングボリのアート発信地 Dunkers Kulturhusにて開催されている。
スティグ・リンドベリは1937年から1980年までの約40年以上もの間、スウェーデンのインダストリアルデザイン業界の黄金期で活躍。作品展ではリンドベリが生み出した数々の作品はもちろん、アーティストとアート業界が当時どのように一緒にブランドを創りあげていったか、また著作権といった問題もどのように対処していったのかなど、作品が世に出ていく“前後”の貴重な話にも触れることができるという。
1950年代や1960年代は多くの有名デザインが誕生した時期。半世紀経った今でもなお、世界中のファンの間で愛されているリンドベリのデザインたち。たとえば、最も有名なものに 「Bersa」や「Spisa Ribb」、「Terma」といったテーブルウェアシリーズがある。これらはリンドベリが陶器メーカーGustavsbergで手がけた作品である。
また、リンドベリはテキスタイルデザイナーのAstrid Sampeとのコラボレーションを実現したり、Lennart Hellsingの有名な絵本「Krakel Spektakel」のイラストレーションを担当するなど、活動は陶磁器にとどまらない。
リンドベリの作品展「©Stig Lindberg」は、ストックホルムにある国立美術館やヘルシングボリ美術館などに貯蔵されている作品をはじめ、個人収集家のユニークなコレクションもいくつか紹介されている。
作品数は写真や映像を含め、300点以上にものぼる。
スティグ・リンドベリ作品展「©Stig Lindberg」は今年9月30日まで。
(photo・・・上から)
Stig Lindberg
Tableware Odon, flintware with screenprint, 1965, Gustavsberg
Photo: Bodil Karlsson/Nationalmuseum
Stig Lindberg
Bersa(aの上に○), 1960, Gustavsberg
Earthenware, printed decor
Photo: Hans Thorwid/Nationalmuseum
Book Jimmy Potter
Text by Lennart Hellsing, illustrated by Stig Lindberg
Raben&Sjogren, 1952
Photo: Erik Cornelius/Nationalmuseum
|