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北極海にスバルバール諸島というノルウェー領の島々がある。そこに、地球上の植物の“種”を保管する貯蔵庫が建設されている。
Svalbard Global Seed Vault (SGS)と呼ばれる種子保管室の建設がスタートしたのは今年の4月。
施設がオープンするのは来年2月28日の予定。先日、世界中から集まったマスコミに披露された。
スバルバール最大の街ロングイェールビーン郊外にある永久凍土層に、まるで洞穴を掘ったかのようにつくられている。
このスバルバール種子保管室に、世界中のジーン・バンク(遺伝子銀行)から集められた種子の複製を貯蔵することにより、食用植物のさまざまな品種を確保することができるという。
保管室には400万種以上もの種子の収容が可能。自然の力を借りた巨大天然冷凍庫といえる。
なぜ“種の保管室”が必要なのかというと、もし天災や戦争、資源不足が原因で世界のどこかで植物の種が失われてしまった場合、スバルバールに保存されている種を使って復興を目指すことが可能になるからだ。
四国と九州を合わせた面積より少し大きい広さといわれるスバルバール諸島は、1596年にオランダの探検家ウィレム・バレンツによって発見された。バレンツは島々のことをオランダ語で“尖った山々”という意味の「Spitsbergen (スピッツベルゲン)」と呼んだため、以後約300年間ずっとその呼び名が使われてきたという。
スピッツベルゲンは現在でもスバルバール諸島最大の島の名前として残っており、スバルバール諸島で唯一人が住んでいる島でもある。ちなみに現在の「スバルバール諸島」という呼び名になったのは、1925年のノルウェー領になってから。スバルバールは古代北欧語で“冷たい岸辺”という意味があるとのこと。
WebCamで街の映像が見られますよ!
http://www.svalbard-images.com/
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