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The Town Hall of Kiruna
©KA Hallden
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スウェーデンで最も北に位置する都市キルナ。今キルナの街では大変な事態が起こっている。
地盤が緩み建物には亀裂がはしり、このままでは近い将来、ビルや住宅など、街が丸ごと地下に飲み込まれてしまうと言われている場所である。
そこから“街ごと”避難・撤退するため、大規模な100ヵ年計がすでに実施されている。
しかし、予想されているスピードよりも早く地面が動いているという。たとえば市庁舎は当初の予想より早い、今後6〜10年で影響がでてくるかもしれない。
どうして街の地盤がゆるみ、街ごと大移動しないといけなくなってしまったのか。
キルナは鉄鉱で有名な街。なんでも現在鉄鉱石の需要が大きく、スウェーデンからの輸出は好調。
キルナの鉄鉱に主に従事している国営の鉱山企業LKABによると、今後も大きな収益が期待される分野なだけに採掘場所の拡大は必至だという。
採掘現場は鉄鉱山のすぐ近くにあるキルナの街方面に明らかにどんどん近づいており、もしこれ以上採掘規模を広げるならば、キルナの街の下に大きな“洞穴”がやってくることになる。
そんなことになれば当然、地盤が耐えられなくなり、街は沈んでしまう。
街ごと大移動といっても、簡単なことではない。住宅地をどの場所に移すのかということが一番大きな問題だという。遠ければ遠いほど移動計画年数は長くなるし、土地の権利問題も浮上してくるため、どこでも好きな場所に移動というわけにもいかない。
キルナがスウェーデンの都市として認められたのは1948年のこと。当時は世界最大面積を誇る都市だったという。というのも、1970年代に実施された行政区改革によって2番目に広い都市となってしまった。
ユッカスヤルビという村には人気のアイスホテルがある。オーロラの観測スポットでもあり、毎年世界中から多くの観光客がやってくる。
キルナ
http://kiruna.se/
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