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今年10月中旬、ついにヘルシンキ市内から電話ボックスが姿を消した。
通信会社Elisaの公衆電話はまだ首都圏エリアに50台ほど残っていたが、携帯電話の利用が一般的となっている今、公衆電話自体あまり利用されなくなっているという事実を受け、今年ついに撤去へと動いた。
電話会社Telia-Soneraも、すでに2006年春頃ヘルシンキから最後の公衆電話を取り外している。
昨年の時点ではまだ200台もあったヘルシンキの公衆電話。1990年代にはおよそ900台もあったというのだから、ここ十数年で人々の通信手段が著しく変わっているということがわかる。
Elisaの話によると、病院など、公衆電話がまだ利用されている場所もあるが、実際のところ患者も自分の携帯電話を所有しているため、公衆電話の利用率は低下しているという。その上、何か非常事態が起きた時に、最近の人は公衆電話に駆け込むことを思いつくよりも、現場に居合わせた近くの誰かに携帯電話を借りる傾向にあるのではないかと考えられている。
実際、公衆電話の利用はここ数年で激減しており、公衆電話が利用されていた全盛期の頃と比較して現在はその約半分になっているという。また公衆電話撤去に関して、さほど苦情もないとのこと。
取り外された“退職後”の公衆電話ボックスの行方はというと、やはり多くはリサイクルのためスクラップとなってしまう。しかし、サウナやガーデン・バー、屋外射撃練習場で雨をしのぐシェルターとしてなど、ユニークな活躍の場をもらう電話ボックスもあるという。
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