
「記憶の谺(デンマーク)」

「ザ・クラス(エストニア)」 |
今年もSKIPシティ国際Dシネマ映画祭のシーズンが到来。7月19日(土)から27日(日)まで、埼玉県川口市のSKIPシティにて開催される。
SKIPシティ国際Dシネマ映画祭は今年で5回目。Dシネマの“D”はデジタル。
上映される作品はすべてデジタルで撮影され、デジタルで制作されたものばかり。
期間中は世界各国から集まった映画が一同に観られるという、なんとも贅沢な映画祭だ。
コンペティション形式となっているこの映画祭では、長編部門と短編部門があり、長編部門は国際コンペ、短編部門は国内コンペとなっている。今年は世界75の国と地域から作品が寄せられ、総計996本の長編・短編映画の中から選ばれた、長編12本・短編12本の作品が上映されることになった。
今年も北欧からの作品がノミネート。デンマークのアンダース・モーゲンサラー監督作品「記憶の谺(こだま)(原題:Echo)」である。
主人公のサイモンは警察官。離婚をし、6歳の息子の養育権を失い、やけになったサイモンは息子を連れて田舎に逃避行してしまう。息子と二人で楽しく過ごす休日のはずだったが、過去の記憶が父子を破滅へと導き、ずるずると狂気の世界へと引きずり込まれていくというホラーチックなサイコサスペンスとなっている。
モーゲンサラー監督は1972年のデンマーク生まれで、なんと独学でアニメーションを学習。
ITE(インタラクティブ・テレビジョン・エンターテインメント)に勤務し、世界初のTVインタラクティブゲーム「Hugo the Troll」の製作に携わる。デンマーク映画学校卒業後はTV-Animationを設立。デンマークで2番目の大手アニメ制作会社へと成長した。
作品では長編アニメ「Princess」がカンヌ映画祭で上映されたことがある。
ちなみに今回の「記憶の谺(こだま)」は初めての長編実写ドラマ作品だという。
このほかにも、ヨルダン=アメリカ、レバノン、アメリカ、ドイツ=スイス、フランス、トルコ、エストニア、スペイン、ルクセンブルク=ベルギー=フランス、中国、日本からの長編作品がノミネートされている。
また、短編部門では今年も俳優の高嶋政伸氏が審査委員長を務める。国内応募総数300作品の中から選ばれた12本の短編作品の方も見逃せない。
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第5回SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2008
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