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Marble-Plusスタッフおすすめの、北欧以外の素敵な映画作品をご紹介!



■「サヨナラCOLOR」(日本)

ストーリー:
海を臨む病院に勤める医者・正平(竹中直人)の元に、高校時代の同級生・未知子(原田知世)が入院してきた。正平にとって未知子は、二十数年間思い続けてきた初恋の人。献身的な治療を施す正平に、次第に心を開いていく未知子だったが・・・。

『無能の人』('91)で鮮烈な監督デビューを飾って以来、多方面で活躍を続ける傍ら秀作を発表し続ける異才・竹中直人監督の『連弾』('01)から四年ぶりとなる作品。
馬場当のオリジナル脚本を読み、日本が誇るファンクバンド“SUPER BUTTER DOG”の名スローバラード「サヨナラCOLOR」を想起した竹中が、自身のアイデアも織り込みながら馬場と共同で脚本を執筆。すっぱく甘い珠玉のラブ・ストーリーに仕上がっている。

レビュー:
とてもゴージャスな顔ぶれにびっくり!竹中ワールドが好きで非常に楽しみにしていた作品。 正直、恥ずかしながら、3回も涙が流れてしまいました。 “ササ菌”のひたむきでまっすぐな気持ちに心打たれ、曲「サヨナラCOLOR」に後押しされるようにまた涙・・・。自分が後ろ向きになっていたり、立ち止まってしまっているときに、ポンっと背中を優しく押してくれるような映画でした。(スタッフS)

周りからどう思われようと自分自身が納得出来る生き方を選んだ佐々木先生。心に迷いのある時、この映画(この曲)を見たら(を聴いたら)少しでも前に進めそうな勇気をもらえる作品でした。 正直、観たあとに「あ〜痛い所つかれちゃったな」と思ってしまいました(!) 「サヨナラCOLOR」とは自分自身のテーマだったなと思います。(スタッフP)

「サヨナラCOLOR」2005年8月13日(土)よりロードショー


■「わが家の犬は世界一」
(CALA,MY DOG!)(中国)


ストーリー:
2008年のオリンピック開催を前に目覚しい発展を続ける北京。この都会に暮らす夜勤労働者のラオ(グォ・ヨウ)は、口うるさい妻や反抗的な息子より、無条件で慕ってくれる愛犬のカーラが可愛くて仕方がない。
しかし、カーラの存在を公にできない現実も抱えている。中国では犬を飼うのには免許が必要で、しかも高額な登録料を支払わなければならないのだ。

ある晩、カーラを連れて散歩に出た妻は公安の取締りに遭い、未登録のカーラは取り上げられてしまった。夜勤明けで戻った翌朝、ラオはその事実を知って愕然。こうして、カーラを取り戻すための悪戦苦闘が始まった。
カーラの屠殺までタイムリミットは18時間。そんな最中、息子のリアン(リー・ビン)まで警察沙汰に・・・。 果たしてラオはカーラを救えるのか? 家族の絆をとり戻せるのか?

レビュー:
タイトルからしてまず、興味をそそられませんか?

飼っている「愛犬・カーラ」をめぐって、バラバラだった家族が「カーラ」のために必死になって奮闘を繰り広げるんです。主人公のお父さん役ラオのやることなすことに、ハラハラドキドキ、笑わずにはいられないラオの焦燥ぶりにハマりました。

映画をご覧になった方は・・・

「犬を飼うにも高額な登録料を支払わなければペットとして飼う事が認められないという中国の現状には驚きました!」

初年度、なんと日本円で約7万円の登録料を払わないといけないそうです。 (この映画公開後の2003年10月、一部改正され登録料は5分の1に引き下げられたそうです)しかも大型犬の飼育は厳禁、体長35センチ以下の小型犬22品種のみOKなんだそうです。

「愛犬カーラを取り戻す事を通じ、北京の下町に暮らす人々の日常や考えている事、思っている事をリアルに写し出したとても魅力のある映画でした」

私自身も新鮮だったのが、最近の北京の人々の生活や街の様子を垣間見ることができたことです。そしてペットとしての犬の存在が、徐々に「家族の一員」という感覚に変わってきていることも映画の中で感じることができました。

映画関係者の方のお話によると、監督は当初タイトルを「ラオは一匹の犬」にしようとしていたそうです。
「それはラオも犬と同じく、社会や家族から疎外視されてしまっている人間なので、彼の視点から周りの人々や社会をみてみたら他人事のようにも見えるし、自分のことのようにも見えるし現代社会がよりリアルに見えてくるので、(「ラオは一匹の犬」の方が)面白いのではと・・・」

なるほど、確かに・・・!そんなメッセージがあったんですね。深いです。 哀愁漂うお父さんの背中にもぜひぜひ注目してみてください。(スタッフS)

「わが家の犬は世界一」2005年GWロードショー


■「エレファント・マン」
(Elephant Man)(イギリス)


ストーリー:
“エレファント・マン”と呼ばれた、21歳の青年ジョン・メリックの美しくも哀しい物語。
19世紀末のロンドン。その特異な容姿ゆえ、見世物小屋の“エレファント・マン”として暮らしていたジョン・メリック(ジョン・ハート)は外科医トリーブス(アンソニー・ホプキンス)の研究発表をきっかけに世間の脚光を浴びることになった。しかし、メリックが望むことは、有名人になることでも人々から同情されることでもなかった。彼の願いはただ1つ、人間らしく生きることであったが・・・。

レビュー:
幼い頃、私はリアルタイムでは観てないのですが、確か親と一緒にこの 「エレファント・マン」を家で観た記憶があります。画面は全体的に暗いし、 怖いし、ほとんどキチンと観ずじまいだったような気がします。

でも、親に「大切なことを言ってる映画なのよ、この主人公の人はとても心のきれいな人なの。 人を見かけで判断してはいけないのよ」と話してもらったこと、今でも覚えています。

大人になった今、どう感じるか、とても楽しみに観させていただきました。 いろんな感情や知識、経験が入り混じってきてしまったせいか、 「この優しい婦人の行為は偽善かも」とか、「メリックはまた誰かにやられて しまうのではないか?」とか、「もしかしてトリーブス先生も悪い人だったらどうしよう?」など、 「あぁ、この人たちはいい人だ」とシンプルに安心して登場人物を信じられなくなっている 自分がいました。シンプルで素直でクリアな心、いつも感謝する気持ちを持っていたいなど、 いろんなシーンから学ぶことがありました。

たくさんのメッセージが発信されている映画なので、観る人によっていろんな受け取り方や 感じ方ができると思います。大切なことを教えてくれる作品、心に残る名作であるという点 に違いないと思います。(スタッフS)

「エレファント・マン」2004年11月ロードショー


■「ある日、突然。」
(TAN de REPENTE)(アルゼンチン)


ストーリー:
ブエノスアイレスで、無為な日々を過ごすランジェリー・ショップの店員・マルシア(タチアナ・サフィル)。
彼女の代わり映えのしない生活に、ある日突然、見知らぬ二人組の女の子が現れる。 パンクでレズビアンの二人組、マオ(カルラ・クレスポ)とレーニン(ベロニカ・ハサン)だ。 マオはマルシアに一目惚れしたと言い、 すぐに寝ようと誘う。 相手にしないマルシアを、二人は強引に旅へと連れ出す。 偶然と気まぐれが支配するその旅の先に待ちうけるものは・・・。

レビュー:
ポスターやチラシを見て、少ない色使いで非常にタイトルのロゴを 前面に出したスタイリッシュなものだったのでとても興味深かった「ある日、突然。」。

アルゼンチンという国、サッカー好きな私のイメージとしてはサッカーそしてマラドーナ、 今ではスペインで活躍しているアイマールやリケルメの国という印象で(サッカーバカなので!)、 どんな雰囲気なのだろうか、ストーリーに入り込めるのかどうか、どんなものなのだろうか、 と思っていたら、なんとも自然にすんなりと物語に入り込んでいきました。
モノクロという映像がまた、“物語に集中させてくれる”手助けをしているという感じ。 また、“アルゼンチン”という主張はありすぎもなさすぎもなく、ほどよく、映像も音楽も 非常に美しく描かれていました。

バラバラな人物たちが、次々に予想もしない「突然」な出来事をきっかけに最後には 身をよせあうようにして大人数で楽しそうにしている・・・最後はどうなるのか、まったく 予測がつかなかったです。バラバラだったときは、人を簡単に信じない、殺伐とした冷たさが 感じられましたが、人のぬくもり、人とのふれあい、知ってしまった時、 自分の弱い、やわらかいところを突かれてしまった時、3人の少女だけでなく 登場人物みんなが人の温かさを感じるようになっていたのが印象的でした。

どこからどこまでが真実で、どこからどこまでが偽りなのか・・・。
感情や気持ちが、何かで包み覆われていたから、不信・不安が初めの頃のシーンには 色濃く見られました。 マオ&レーニンとマルシアは共通点がまったくないように見えましたが、 実は一人一人孤独を感じていて、それを悟られないように殻を被っていたといった 微妙な表情や変化などが非常に美しく表現されていたと思います。

そして最後に起こった「突然」、ブランカの死は、みんなが次なるステップを 踏み出すきっかけを生んでくれました。見ている人もきっと、何かハッと気づかされると 思います。不安・不信から、希望が感じられる映画でした。(スタッフS)

「ある日、突然。」2004年8月ロードショー


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